とうふちくわ作り(鳥取県)
淀江の和傘作り(鳥取県)
弓ヶ浜絣の機織り(鳥取県)

医工連携で中海振興 圏域5市14団体が協議会 産業創出、雇用拡大図る

中海・宍道湖・大山圏域の官民が集まり、「医工連携」による地域振興を目指す「産学・医工連携推進協議会」が23日、発足した。医療機関のニーズと企業の技術を結び付けるアドバイザー役の「コンシェルジュ」が中心となり、新産業の創出や雇用機会の拡大を図る。

同圏域には島根、鳥取両大医学部があるほか、松江、米子両市には国立の工業高等専門学校が立地。さらに特殊鋼など、高度な技術を持つものづくり企業も集積している。

こうした強みを生かし、産業界と医学界がタッグを組む医工連携を促し、雇用創出や若者定住につなげようと、圏域の5市と経済団体、研究機関など14団体で協議会を設立することにした。会長には、協議会事務局を置く米子商工会議所の坂口清太郎会頭が就いた。

医療機器分野に新規参入する企業の開発やマーケティング戦略の立案支援などを手掛ける、NPO法人医工連携推進機構(東京都)の協力を得て、ロボット技術や再生医療に詳しい同機構の研究員1人を専任のコンシェルジュに任命。地域の医療機関や企業からニーズや研究内容を情報収集し、マッチング機会の提供や製品の共同開発、販路開拓を支援する。同機構に所属する市場調査や特許申請の専門家も随時、補佐役のコンシェルジュとして派遣する。

2017年度は、国の地方創生推進交付金や圏域市長会の拠出金など計2千万円の予算で、企業関係者らを集めた研修会を実施。モデルケースとして、製品開発など少なくとも一つの案件を実現させたい考え。坂口会長は「圏域の特徴を生かし、コンシェルジュと共に地域活性化を図りたい」と話した。

(2017年10月24日付 山陰中央新報掲載)


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