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「漁師目利き膳」開発 中野港漁村市実行委と境港総合技術高生がコラボ

地元の料理人(中央)と調理実習に励む生徒たち

大山開山1300年祭を記念し、境港総合技術高校の生徒と、魚食普及などに取り組む団体「さかいみなと中野港漁村市実行委員会」(佐々木正会長)が、美保湾で水揚げされた魚を使った「美保湾漁師目利き膳(仮称)」を開発した。「インスタ映え」を意識するなど若者ならではの発想と、プロの料理人の知恵がコラボした料理で、来年5月から境港市の飲食店2店舗で提供される予定。

実行委は沿岸漁業者の拠点・中野港のPRなどを目指し、旬の魚介類を格安で提供し、食べ方も伝える漁村市を開催。同校食品・ビジネス科の3年生11人は今春から課題研究の一環で漁村市に参加するなどし、沿岸漁業や魚食普及について学んできた。

大山の伏流水が流れ込む美保湾の魚を使ったメニュー開発を通し、美保湾と1300年祭をPRしようと10月から実行委メンバーらの助言を受け調理実習を実施。サワラやレンコダイ、アカミズなどを使い「白身魚のから揚げ」「白身魚のソテー」「白身魚のお刺身(さしみ)」「白身魚の天ぷら」「境港サーモンの生春巻き」「境港サーモンのクリーム鍋」の6品を開発した。

「美保湾漁師目利き膳(仮称)」に並ぶ6品

試食会が11日、境港市竹内町の同校であり、生徒が調理のポイントや苦労した点を説明。水産・行政関係者ら約10人が舌鼓を打ち、佐々木会長(51)は「生徒たちの手が加わり、見栄えも味も良くなった」と満足感を漂わせた。

飲食店2店舗で提供へ

美保湾の魚は少量多種のため目利き膳には6品の中から数品を並べ、材料の魚も水揚げ量や鮮度を考慮して決める。同市の「味処 美佐」と「さかゑや」で年度内に試験販売し、来年5月から提供する予定。

3年の中山瑠菜さん(18)は「楽しく試行錯誤しながら開発したので、たくさん食べて魚を好きになってほしい」と話した。

(2017年12月12日付 山陰中央新報掲載)


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