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伯耆町の溝口分庁舎空き部屋 IT企業(東京)お試しオフィスに

6階にイーベース・ソリューションズが入居する溝口分庁舎

期間は半年 遊休資産活用で注目

伯耆町は溝口分庁舎(伯耆町溝口)の空き部屋を、システム開発のイーベース・ソリューションズ(東京都港区、宮地洋一郎社長)に「お試しサテライトオフィス」として貸し出す。約半年の試行期間後に本格進出の予定。旧溝口町役場だった分庁舎は、現在では約半分が未利用。雇用創出だけでなく、合併で生じた町の遊休資産の活用策としても注目されそうだ。

イーベース・ソリューションズは飲食店や医療機関の予約受付サイト「イーパーク」などアプリの開発や運営、企業コンサルティングなどに携わっており、米子市内にも2カ所の出先を置く。契約事業者への支援やテスト業務を行う出先を探していたところ、民間企業の仲介で知った分庁舎に白羽の矢を立てた。

分庁舎は鉄筋鉄骨造り6階建て延べ床面積約2200平方メートルで、旧溝口町時代の2002年、県西部地震での庁舎被災に伴い、役場庁舎として新築。05年に旧岸本町との新設合併で伯耆町が誕生した後は分庁舎になった。現在は1~3階に総合窓口課や教育委員会、溝口公民館などが入るが、4~6階はほぼ未利用になっている。

町は同社に最上階の庁議室約65平方メートルと休憩室約40平方メートルを貸与。同社は12月中に社員募集を始め、18年1~2月に2~5人でお試しオープン。人材確保の状況や通信環境を確認して、6月ごろに10人体制で本格業務に入る。

米子市出身で、20日に分庁舎を視察した冨田健二CEO兼代表取締役(48)は国道やJRに近く、コンビニやスーパーもあるなど、元役場ならではの立地の良さを指摘。労働時間など子育て世代が働きやすい環境を整え「町内や日野郡から米子市へ通勤する層をここで雇用する。家庭に近い職場はきっと喜んでもらえる」と話す。分庁舎の残りスペースの利用も視野に入れながら、将来は50人の雇用を目標にしている。

(2017年12月21日付 山陰中央新報掲載)

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