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恵良媛の里(江津・二宮) 地元米で発信、絵馬などセットに

二宮町まちづくり協議会が地域のブランド化に向けて販売している「恵良媛米」

万葉歌人・柿本人麻呂の石見国の妻・依羅娘子[よさみのおとめ、恵良媛(えらひめ)]の生誕地伝承がある江津市二宮町の住民グループが、都会に住む町出身者への贈答用として、地元産の新米を「恵良媛米」と名付け、住民らに購入してもらう取り組みを進めている。歴史ある地元の多鳩神社の絵馬や郷土史パンフレットも添えて販売しており、古里の魅力を広く発信し、地域のブランド化につなげたい考えだ。

住民団体企画 贈答用で人気

企画したのは「二宮町まちづくり協議会」(池田隆司会長)。地元農家からコシヒカリときぬむすめの2銘柄を仕入れ、人麻呂と恵良媛のイラストが入った袋に新米3キロを詰めた。八咫烏(やたがらす)伝説がある多鳩神社の絵馬とパンフレットを荷箱に同梱(どうこん)し、1箱2千円(税込み)で販売している。

昨年、回覧板などで地元住民らから注文を募り、2銘柄を各50セット試験販売したところ、贈答用や土産用として好評で完売。各100セットに倍増して本格発売した今年も、地元住民や県外在住出身者から「おいしい」「古里が懐かしい」などと注文が相次ぎ、コシヒカリは既に完売、きぬむすめも残りわずかの人気ぶりとなっている。

精米や梱包(こんぽう)は協議会メンバーが行い、今年は栽培米の成長過程をまとめた冊子と、町内の風景写真はがきも同梱した。恵良媛米は、市のふるさと納税の返礼品にも登録されている。池田会長(68)は「今後も取り組みを続け、地元の人にも古里の魅力を再認識してもらうきっかけになればうれしい」と話した。

問い合わせは同協議会、電話0855(53)1665。

(2017年12月19日付 山陰中央新報掲載)

 


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