たたら製鉄(島根県)
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石州和紙(島根県)
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松江工高OB3人 配線など技能五輪の技 後輩に作業披露

生徒が見守る中で作業に取り組む乾優樹さん(右)

10~20代の若者がものづくりの技術を競う「技能五輪全国大会」に出場した松江工業高校電気科の卒業生3人が20日、松江市古志原4丁目の同校を訪れ、電気科の1~3年生100人に金属管加工や光ファイバー接続といった洗練された技を披露し、後輩にものづくりの醍醐味(だいごみ)を伝えた。生徒たちは憧れのまなざしで作業の様子を見守り、技術者になる将来を思い描いた。

訪問したのは、電気工事業「きんでん」(大阪市)社員の乾優樹さん(21)と藤原大成さん(21)、福田生成さん(19)。ともに11月に栃木県であった全国大会に同社代表として出場した。乾さんと福田さんは電気配線を行う電工職種の部に出場し、乾さんは優勝。藤原さんは、LANケーブルなどの工事を手掛ける情報ネットワーク施工職種の部で敢闘賞を受賞した。

乾さんは金属管を切断して90度に曲げ、配置する作業を披露。約10分で作業を終えると、生徒からは大きな拍手が起こった。光ファイバー接続に取り組んだ藤原さんは、汚れを拭き取る作業を手際よくこなした。

続く講話で乾さんは「優勝した瞬間、支えてくれた人たちへの感謝の思いがこみ上げた。感謝を忘れず、目の前の目標に向け地道に頑張ってほしい」とエールを送った。3年の藤城七凪さん(18)は「正確さに驚いた。できる限りの準備を重ねて社会人になりたい」と話した。

在校生に先輩の技術を体感してもらうキャリア教育の一環で同校が企画した。

(2017年12月21日付 山陰中央新報掲載)


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