津軽塗(青森県)
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ブナコ・スピーカー(青森県)
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二唐刃物鍛造所(青森県)
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津軽塗眼鏡(青森県)
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昔ながらの骨組み「竹ねぶた」制作

竹を使い胴体部分の骨組み作業に取り組む千葉作龍さん

第5代ねぶた名人の千葉作龍さん(70)=青森市=は、昔ながらのねぶた制作の技法を後世に伝えようと、骨組みの材料に竹を使う「竹ねぶた」づくりに取り組んでいる。制作の様子は同市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」で14日まで公開されている。
竹ねぶたの制作工程や資料を紹介する同館の正月企画展「よみがえる竹のねぶた」の一環。今月中の完成を目指し、早ければ2月にも同館で展示する。
竹ねぶたは昭和30年代までつくられていたが、加工しやすい針金が骨組みの材料として普及した昭和40年代ごろに姿を消した。千葉さんは「竹は針金と違って思い通りに加工できない。自然の力に人間の想像力を加えることで、偶然の曲線と素朴な味わいが生まれる」と魅力を語る。
千葉さんは、ねぶたづくりの師匠でもある父・千葉作太朗さんが1955(昭和30)年に制作した「曾我五郎と御所五郎丸」を題材に、高さ2メートル、幅約4メートルの中型ねぶたをつくっている。4日は、太さや長さが異なる竹を糸で縛って組み合わせながら、胴体部分を制作。千葉さんは「市民や観光客がねぶたをより理解する助けになれば」と語った。
会場は昭和30年代の雰囲気を来館者に感じてもらうため、丸太とムシロで建てられた当時のねぶた小屋を再現している。神奈川県から訪れた30代女性は「初めてねぶたを見たが、ねぶたづくりの歴史を味わえた。完成した姿をぜひ見てみたい」と話した。

(2018年1月5日付朝刊 東奥日報掲載)

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