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グンゼ苑の蔵(京都府)
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丹後ちりめん
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「徳利いか」で一杯いかが? 京都宮津で生産最盛期

スルメイカに手際よく空気を入れていく鞍岡さん(手前)=宮津市漁師

寒さが厳しさを増す中、京都府宮津市の代表的な土産品「徳利(とっくり)いか」づくりが最盛期を迎えている。市内で唯一製造する鞍岡商店(同市漁師)では、家族総出でイカの形を整える作業に当たっている。

徳利いかはスルメイカをとっくりの形状に加工したもので、熱かんを注ぐとイカの風味が移り、あぶると酒のつまみにもなる。

作業は毎年秋ごろから始まり、空気が乾燥する冬場がピーク。内臓などを取り除いたイカの胴体に空気を入れて水風船のように膨らませ、4、5日ほど乾燥室で仕上げる。

かっては粟(あわ)を入れて形を整えていたが、現在は電動の空気入れで空気を送る。3代目鞍岡義行さん(51)は「この方法が一番きれいに仕上がると思う」と話す。

イカの耳で作ったおちょこも添え、春までに約6千個作る予定。店頭や市内の土産物店で販売している。鞍岡商店0772(22)2778。

(2018年1月17日付朝刊 京都新聞掲載)

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