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手作りベーコン評判 京都から大山に移住 山内さんの店 新スポットに

 添加物用いず 岩塩のみでうま味

京都市から大山町に移住した山内英輔さん(61)がベーコンの店を同町赤松に開いた。3週間掛けて手作りするベーコンは食品添加物を用いず、岩塩のみで肉のうま味を引き出す。口コミで評判を聞いた客が山陰両県から訪れ、大山山麓の新たなスポットになりつつある。

山内さんは大手豆腐メーカーに24年間務めた。商品開発に携わった他、品質保証の専門家として顧客対応を一手に引き受けた。クレーム対応が増えて心身に疲れを感じるようになった時、大山周辺の別荘管理などを手掛ける大王産業(大山町鈑戸)で社長を務める兄の正弥さんに誘われ、2016年2月に移り住んだ。同社で働くうち、食の店を開くという長年の夢が頭をもたげた。母が作ったベーコン料理が忘れられなかったことや、おいしいベーコンが最近は少ないと思っていたことから、ベーコン店を開こうと決めた。

正弥さんのつてで、全国に知られる「ベーコン小舎GRUN(ごやグリュン)」(岐阜県)の安田瑞彦さんに弟子入り。片道10時間かけて通い、薫煙方法などを学んだ。

試食で出す焼いたベーコン(手前)

「うまい」という師のお墨付きを得て17年11月、ペンション群がある標高350メートルの「あけまの森」の一角に「Cabana(カバーニャ) de(デ) Tocino(トシノ) AKEMA(アケマ)」(大山あけまの森のベーコン小舎(ごや))を開いた。

「孫に食べさせられるものを」という安田さんの理念に共鳴。添加物は使わず、ボリビア産の岩塩のみで豚肉のうま味を引き出す。いちげんの客には焼いたベーコンを試食で出す。「納得して買ってもらう」のが流儀だ。100グラム税抜き410円と価格は高めながら、予想を上回る売れ行きで12月には欠品を起こしたこともあった。

山内さんは「時代に左右されない本当の味を目指したい」と語る。スモークチキンなども扱う他、今夏にはベーコンを使った料理を期間限定で提供する予定だ。問い合わせは山内さん、電話070(7565)4030。

(2018年1月24日付 山陰中央新報掲載)


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