たたら製鉄(島根県)
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石州和紙(島根県)
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出雲の産学官グループ 宍道湖西岸「小豆」産地へ

 そば、羊羹…商品試作

島根県出雲市の宍道湖西岸地区で小豆の産地化を目指す産学官グループが1日、試験栽培した小豆を使った商品の試食発表会を同市内で開いた。市内の業者が「あずきそば」や「チョコ羊羹(ようかん)」など新開発を含む5品を披露し、小豆の品質や地元産食材を生かしたブランド展開について意見を交わした。

出雲産の小豆を使った新商品を試食する参加者

同地区は2018年度に始まる国の大規模ほ場整備事業(456ヘクタール)で、小豆を振興作目に位置付けており、17年中に20アールで試験栽培した。

商品開発は出雲産小豆を実際に使ってもらい、地元需要の掘り起こしにつなげるのが狙い。市内の菓子、飲食の5事業者に、収穫した小豆を使った商品づくりを依頼した。

日本料理店の味処おかや(出雲市平田町)は、小豆を粉末にし、小麦粉に練り込んだ「あずきそば」を発表。洋菓子店のパティスリーメモリー(同)はこし餡(あん)と炊いた小豆をチョコに混ぜた「チョコ羊羹」を商品化した。2日から販売を始める同社の松浦雅巳社長は「地元産原料として売り込める」と、今後の生産拡大に期待した。

試食会には生産者や関係者ら約100人が参加し、出雲産と北海道産の小豆を比較分析した島根大学の研究発表もあった。宍道湖西岸地区では18年産で2・2ヘクタールの栽培を計画し、今後も商品開発などの展開を進める。

(2018年2月2日付 山陰中央新報掲載)


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