たたら製鉄(島根県)
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石州和紙(島根県)
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不昧公二〇〇年祭 薫る不昧菓 和菓子7社創作

不昧没後200年を記念して創作された「不昧菓」

茶人として名高い松江松平藩7代藩主の松平治郷(はるさと)(号・不昧(ふまい)、1751~1818年)の没後200年に合わせ、松江市内の和菓子店7社が、記念の和菓子「不昧菓」を創作した。計7品で、各店の職人が治郷にちなんだエピソードから発想を得て春夏用に仕上げた。1日、松浦正敬市長にお披露目した。4月1日から販売する。

2018年度の市の一大イベント「不昧公200年祭」に合わせた取り組み。市の呼び掛けに応じた一力堂▽桂月堂▽彩雲堂▽三英堂▽福田屋▽風流堂▽豊月堂-の7社が参加した。

各社の代表は商品の写真パネルを手に、作り方や思いなどを説明した。

不昧菓をアピールする和菓子店の関係者=松江市末次町、市役所

このうち彩雲堂は、治郷の元に嫁いだ伊達藩の姫が持参し、歴代藩主が舟で立ち寄る際の目印になった「舟つきの松」に着目。赤い糸と二つの松の葉を練り切りで表現した。山口周平専務は「2人の仲が、幾久しく続くようにとの願いを込めた」と話した。

風流堂は、治郷が好んだ「薄霞(うすがすみ)」の菓銘から連想した、山にたなびくかすみをピンクや緑の淡い5色の練り切りで表現し、春の待ち遠しさを込めた。

松浦市長は「当時の菓子はどのような味がしたのだろう」と思いをはせながら試食。「職人の思いが詰まっており、ぜひ次世代に残してほしい」とした。

それぞれ1個270円で、松江市殿町の島根県物産観光館で販売する。

秋冬用の菓子は9月の販売を目指す。

(2018年3月2日付 山陰中央新報掲載)

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