たたら製鉄(島根県)
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石州和紙(島根県)
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三江線沿線 廃線後の活性化「考える会」に60人 江津市・江津本町

平下茂親代表(左端)の案内で空き家を視察する参加者

JR三江線廃止後のまちづくりをテーマとした「本町まちづくりを考える会」が、江津市江津町の江津本町甍(いらか)街道交流館であった。沿線の江津本町地区住民ら約60人が参加し、講演やフィールドワークを通して、鉄道跡地や地域課題である空き家・空き店舗の活用策などを探った。

地元住民でつくる「本町地区歴史的建造物を活(い)かしたまちづくり推進協議会」が主催。市内の江津工業高校とポリテクカレッジ島根の生徒・学生らも、調査研究活動の一環で参加した。

 鉄道跡地や空き家… 活用策探る

邑南町の宇都井、口羽両駅周辺の鉄道公園構想を掲げる「江の川鉄道準備会」の森田一平事務局長(49)は、沿線地域の課題を「住民同士のつながりが薄く、地域間が分断されている」と指摘。その上で「廃線を機に、住民と行政がともに地域づくりに知恵を絞り、江の川流域をつなげ直すことで地域を盛り上げたい」と訴えた。

空き家のリノベーションを手掛けるデザイン会社SUKIMONO(スキモノ)(江津市)の平下茂親代表(37)は、兵庫県篠山市の一般社団法人が中心となり、集落全体をホテルに見立てて、古民家をおしゃれな宿泊施設や店舗に再生する「エリアリノベーション」に取り組み、にぎわっている事例を紹介。「行政主導ではなく、生活者主導のまちづくりを進めることが、地域の機能と魅力を高めることにつながる」と強調した。

参加者は講演後、平下氏の案内で、江津本町地区の趣きある空き家を視察し、古民家の魅力と活用の可能性について理解を深めた。

(2018年3月28日付 山陰中央新報掲載)

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