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県境超え若者ら協力 白ネギホワイトカレー考案 境港で規格外のため処分、松江で試食会

白ネギホワイトカレー

山陰両県のアーティストで構成する「山陰効果団地」(安達元紀代表)と、境港市の若手白ネギ農家らでつくる「NEXT+」(ネクストプラス、原康徳代表)が連携し、規格外の白ネギを使ったホワイトカレーを考案した。松江市内のカレー店であった試食会では、関係者がクリーミーでネギの甘さを引き出した一皿を味わった。改良を重ね、7月から新メニューとして提供する。

鳥取県によると、2017年度の県内の白ネギ出荷量は7392トンで、境港市の出荷量は米子市に次ぐ、県内2位の1455トンに上る。一方、市場に出荷できるのは、白い部分が27センチ以上、緑の葉が3枚以上付いているネギに限られ、全体の約3割が規格外となり、処分している現状がある。

「丹精込めたネギを捨てるのはもったいない」と生産者の声を聞いた原さん(34)が、交流がある安達さん(39)に相談。安達さんが、カレー工房ダーニャ(松江市東出雲町錦新町8丁目)を経営する門脇幹尚さん(35)に協力を依頼した。

ホワイトカレーは、白ネギを煮込んで甘味を引き出し、生クリームでこくを加えた。仕上げに緑の葉の部分と唐辛子を合わせたペーストをかけ、辛さを調節できるよう工夫した。

白ネギホワイトカレーの味を確かめる関係者

9日にカレー工房ダーニャであった試食会には10人が参加し、カレーや白ネギのオムレツ、刻みネギを散らした唐揚げを味わった。参加者からは「見た目のインパクトが欲しい」「焼きネギを載せるのはどうか」との意見が出た。

生産者の井上竜輔さん(34)=境港市麦垣町=は「捨てる白ネギがメイン料理になることを知ってもらう機会になる」と喜び、原さんと安達さんは「県境を超えて連携し、白ネギで地域振興を図りたい」と声をそろえた。

7月末からカレー工房ダーニャのほか、山陰両県のイベントなどで販売する。価格未定。

(2018年4月12日付 山陰中央新報掲載)


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