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鳥取大創立70周年事業 酒米生産プロジェクト 付属農場で学生ら田植え

強力の田植えをする学生

2019年に創立70周年を迎える鳥取大学(鳥取市湖山町南4丁目)が記念事業の一環で「酒米生産プロジェクト」を立ち上げ28日、学生らが田植えをした。同大学農学部付属農場で、田植えとともに再生紙を敷き雑草を生えにくくする田植え機を使い、水田に酒米「強力(ごうりき)」の苗を植えた。秋に収穫した酒米を同市内の酒造場で醸造し、来年の夏以降に商品化する。

「強力」は1950年代に栽培が途絶えたが、同大学で種が保存され約30年前に復活した。田植え機は三菱マヒンドラ農機(松江市東出雲町揖屋)と同大学が共同開発し、米の無農薬栽培が可能。周年事業を担当する山口武視副学長(57)が「地元の米や技術で記念の日本酒を造ろう」と、学生の実習も兼ねて取り組むことにした。

この日は、学生らが交代で運転しながら32・7アールの水田に田植え。計画では約1トンの米を収穫し、精米歩合を50%とした場合、720ミリリットル瓶約4千本の酒ができるという。

田植え機を操作した農学部3年の奥村鴻之郎さん(21)は「無農薬でいい米が育てば」と期待し、同農機の三島圭介品質保証課長(50)も「地元メーカーとして、秋の稲刈りまで協力する」と話した。

今後は酒の名前の公募や試飲会、講演会なども計画。山口副学長は「既にOBらから問い合わせもあり関心は高い。よい米、酒を造りたい」と話した。

創立70周年記念事業は講演会や周年誌発刊など70項目ある。

(2018年5月29日付 山陰中央新報掲載)

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