たたら製鉄(島根県)
たたら製鉄(島根県)
石州和紙(島根県)
石州和紙(島根県)

統計解析のERISA(松江) 認知症診断事業展開へ 滋賀医科大のプログラム取得 実用化へ前進

認知症の進行性が予測できるプログラムを使った、研究、事業展開について説明するERISAの河原八郎社長(中)=松江市殿町、島根県庁

人工知能(AI)を活用した認知症の早期発見などの研究、技術開発に取り組む統計解析会社のERISA(エリサ)(松江市北陵町)が18日、滋賀医科大(大津市)から脳の画像解析で認知症の進行性の予測ができるプログラムの使用権を取得したと発表した。AIと組み合わせた早期診断などを目指す島根大医学部(出雲市塩冶町)などとのプロジェクトの進展や診断サービスの事業展開につなげる。

同社は、島根大などと共同で認知症へと進行する恐れがある軽度認知障害(MCI)の早期発見が可能な、AIを使った画像診断の技術開発などに取り組んでいる。

MCIの患者の3分の1程度は診断から3年以内に認知症へ進行したとする研究データがあり、画像解析に基づき脳の微細な形状の変化から認知症に進行するかどうかが85%の高い確率で識別できる滋賀医科大のプログラムの活用により、進行性の患者に絞った効率的な治療ができると期待される。

同日、松江市内で会見した同社の河原八郎社長は「高齢先進県の島根から、最先端の認知症研究を実用化するチャンスにしたい」と意気込みを語った。

プログラムの活用による効率的な治験で、薬剤の開発も進むと想定。製薬会社などに提供し、3年後に5億4千万円の売り上げを見込む。

(2018年5月19日付 山陰中央新報掲載)

各県ものづくりスタイル 田部家 100年ぶり「たたら」操業 産学官で和鉄文化継承 雲南市 各県ものづくりスタイル 「島根ものづくり」実力知って! 松江で9月 初の大規模展示会 協同組合島根県鐵工会