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石州和紙(島根県)
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日和高原牛乳 20年ぶりに商品名復活 邑南の業者販売開始

邑南町日和地区の生乳を使い、名称が復活した日和高原牛乳

邑南町日和地区の牧場で生産された生乳を使った「日和高原牛乳」の販売が始まった。大手乳業メーカーが約30年前に同名の商品を売り出したが、産地の変更によって日和の名称は消えた。町内の業者が、地元酪農家の良質な生乳で作られた牛乳を多くの人に飲んでもらおうと、名称を復活させた。

大手乳業メーカーが製造していた日和高原牛乳は、日和地区の生乳だけを使っていたが、乳量が足りなくなり生産エリアを町外に広げた。このため、約20年前から商品名には「石見高原」が付き、日和の名称は消えた。

乳製品の製造販売を手掛けるシックス・プロデュース(邑南町矢上)の洲浜正明社長(35)は子どもの頃、実家が日和高原牛乳の卸売りをしていた。思い入れが人一倍強かったという洲浜社長は「地元の牛乳を飲みたい」と、復活を決意した。

大手メーカーに供給していた坂根牧場(同町日和)で、ボトル詰めする前日夕方から当日早朝に搾った新鮮な生乳を使用。低温殺菌のパスチャライズ製法を取り入れ、生乳の風味にこだわったノンホモジナイズ牛乳に仕上げた。週2回製造しており、搾りたてに近づけるよう努力している。

今月から販売を開始したが、昔の日和高原牛乳を知る町民が懐かしそうに購入していくという。洲浜社長は「かつての日和高原牛乳を知らない世代にも飲んでもらい、地元に酪農があることをしっかりと伝えていきたい」と話す。

200ミリリットルが税込み216円、800ミリリットルが同648円で、いずれもペットボトル入り。シックス・プロデュース直営店のMilk&Beans Mui(ミューイ)(同町矢上)や道の駅瑞穂(同町下田所)など、同町内で購入できる。

(2018年5月30日付 山陰中央新報掲載)

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