たたら製鉄(島根県)
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石州和紙(島根県)
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オキシャクナゲ 抽出エキス配合 せっけんに 隠岐の島の地域協力隊員が企画

 隠岐の島町五箇地区在住の地域おこし協力隊員、吉田麻菜実さん(34)=東京都出身=が企画した、隠岐固有種の「オキシャクナゲ」の花から抽出したエキスを配合したせっけんが完成した。隠岐の魅力発信と植物保護などを目的にしたスキンケア商品開発事業の第1弾で、町内で販売を始めた。

商品名は「O(オ)KI(キ)*HA(ハ)NA(ナ)フェイシャルソープ」で、花から抽出したエキスには皮膚の老化の原因とされる活性酵素を除去する効果を持つ成分が含まれるという。商品化にあたっては、原料開発から製造までを東京都内の製薬会社に生産委託した。

町の花でもあるオキシャクナゲは、国内で最も低地に自生するシャクナゲといわれ、濃淡のある桃色や、白色の花も咲く。吉田さんは2016年に移住し、五箇地区の花を生かした地域活性化を模索。同地区にある「村上家隠岐しゃくなげ園」の約1万本のオキシャクナゲに着目し、見頃を終えた花を活用した商品開発を思い付いた。

新商品はせっけん(10グラム)と泡立てネットのセットで、価格は税込み600円。売り上げの一部は同園の整備費などに充てる。

五箇地区の温泉施設など町内4カ所で販売しており、松江市内での販売も検討中という。吉田さんは「隠岐の魅力を知ってもらい、来島のきっかけになればうれしい」と話した。

(2018年5月30日付 山陰中央新報掲載)

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