麦わら細工(兵庫県)
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豊岡鞄(兵庫県)
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かばんの街 城崎でPR 製造卸会社が直営店 観光客ら対象、製作体験も

城崎温泉街に開店したかばん店「CREEZAN」=豊岡市城崎町湯島

城崎温泉街を訪れる観光客らに、かばんの特産地・豊岡市をアピールしようと、製造卸会社「コニー」(同市佐野)が温泉街の一角に、展示・販売スペースとカフェが一体となった店舗「CREEZAN(クリーザン)城崎本店」を開店した。店舗限定のリュックやトートバッグも販売し、製作体験のワークショップも開催。カフェでくつろぎながら、かばんの魅力も満喫できる。

自社ブランドの発信拠点となる、同社初めての直営店で、温泉街を流れる大谿(おおたに)川沿いにオープンした。2階建てで、入り口からまず見えるのは、中央まで続く長いカウンター。コーヒーや軽食、夜はお酒も楽しめる。反対側の壁には棚があり、白の革を使ったキャリーバッグや高級志向の革製カメラバッグなど、自社ブランドの主要商品が並ぶ。ほかにもここでしか買えない色鮮やかなバッグや、革小物もそろう。
2階にはテーブル席があり、カフェが中心となるが、ワークショップの会場としても活用する。店員に、かばん商品について尋ねることもできる。
同社は長年、既存ブランドの受託生産(OEM)のみだったが、2015年、独自のブランドを設立。店舗はその知名度を高めるのが目的という。屋号は地元にある山「来日山(くるひざん)」にちなんでいる。
西田正樹社長(54)は「従来にないものづくりへの思いが原動力」と話す。かばんと並んで展示され、店のおしゃれさを演出する白磁・出石焼の「そばちょこ」も販売品だ。知人の窯元に依頼し、イラストや彩り豊かな柄を入れ、白や青色が多い出石焼のイメージを変える商品に仕上げた。購入者にプレゼントする革の持ち手も、縫製技術を生かした自社製で、新しさを求める姿勢を強調する。
11月ごろから月1回程度で、ワークショップを開催する予定。参加者がインターネットに投稿する写真や文章によって、情報が拡散することも期待する。西田社長は「面白いことやってるね、と興味を持ってもらえれば。2店舗目を目標に、多彩な取り組みをしたい」と意気込む。
午前10時~午後11時。不定休。クリーザン城崎本店TEL0796・32・0345

 

(2017年9月2日付 神戸新聞掲載)


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