麦わら細工(兵庫県)
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豊岡鞄(兵庫県)
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豊岡の2社 独自ブランド設立や新商品発売 医療、介護かばんで支援 現場の声反映 使いやすく

豊岡市内のかばんメーカーが、医療や介護の現場で働く人向けに、独自ブランドを立ち上げたり、新商品を開発したりしている。一度に多くの荷物を運び、素早く何度も出し入れするなど、両業種ならではの必要性に応えた機能を備える。現場で働く人の声を反映したかばんで、仕事を支えていく。

医療・救急用バッグの新ブランド「マルスバッグ」。リュックタイプやレッグポーチなど、色や形のニーズにも応える

介護スタッフ向けかばん「楽バッグ」は、書類やゴム手袋などの雑貨も小分けして収納できる=いずれも豊岡市商工会館

豊岡市但東町相田でオリジナルバッグを受注生産する「オンザロード」は20日から、医療や救急の現場で使われる専用かばんの新ブランド「Maru Su Bags(マルスバッグ)」を立ち上げる。
同社は公立豊岡病院(豊岡市戸牧)のドクターヘリなどで使われるかばんを手掛けたのを機に、医療現場向けのかばん製造を始めた。各地の医療機関からも注文が相次ぎ、全国展開を目指してブランド化した。
マルスバッグは全て受注生産。これまでも、ドクターヘリの医師らが使うリュックサックやレッグポーチなどを製作してきた。そうした経験を基に、収納する機材の形や色なども細かく聞き取り、目的に合うかばんを作る。細川晋代表(57)は「救命現場で活用してもらえることは誇りで、責任も重いが、私の天職とも思える。多くの現場で活用してほしい」とする。

高齢者宅や施設で活躍する介護ヘルパーやケアマネジャーらのかばんに着目したのは、2015年12月に創業した「かばんらぼ」(同市宮島)。書類やカタログ、ゴム手袋やタオルなど、業務に必要な荷物の持ち運びに便利な「楽バッグ」を12月1日に発売する。
ヘルパー向けかばんは、加東市の福祉事業所から依頼されたのを機に製作したものを基に商品化した。ファスナーの引き手が3センチと大きくつまみやすいほか、13のポケットを備えながらも幅は12センチと薄く、体にフィットしやすいという。前阪貴之社長(42)は「介護の仕事に携わる方たちに使ってほしい」とPRする。

両社をはじめ豊岡市内の7事業所は17日、同市商工会が市内で開いた発表会で、約40人を前に商品をお披露目。独自性をPRし、意見を交換し合った。

 

(2017年11月18日付 神戸新聞朝刊掲載)


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