天童木工(山形県天童市)
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オリエンタルカーペット(山形県山辺町)
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三陽製作所(山形県南陽市)
三陽製作所(山形県南陽市)

グッドデザイン賞、山形県から2件受賞 ロングライフデザイン賞に1件

アイジー工業の外壁材「SF―ビレクト」

日本デザイン振興会(東京都)による2017年度グッドデザイン賞が4日発表され、本県からアイジー工業(東根市)の金属製外壁材「SF―ビレクト」、NPO法人aLku(アルク、長井市)の「Baby Box(ベビーボックス)」が受賞した。さらに、長年製造、支持され続けるデザインが対象のロングライフデザイン賞に、天童木工(天童市)の「座イス S―5046」が選ばれた。

アイジー工業の「SF―ビレクト」は薄い鋼板特有のゆがみを無くし、表面の平滑性と美しい水平ライン、金属の質感を生かした仕上がりが特徴で、今年6月に発売された。審査委員から「美しい平面を確保し、表面は(光沢を出さない)マット仕上げで美しく、外壁材としての機能性も高い」との評価を受けた。

aLkuの「Baby Box」

アルクの「ベビーボックス」は育児グッズを箱に詰め、子育て家庭に支給する取り組み。同法人代表で市地域おこし協力隊の佐藤亜紀さんが発案し、今年4月から寄贈を始めた。「市民や子どもが地域の価値を再認識し、地域再生を進める仕掛けになる。郷土愛を育て、市民の活躍する場を創出している」と評価された。

天童木工の「座イス」は藤森健次氏(1919~93)がデザインし、63(昭和38)年に発売された。低コストであることに加え、機能性の高さやデザインの美しさが支持され、多くの旅館、家庭で愛用されてきた。審査委員は「曲げ木の技術により、すっきりとしたフォルムが生まれ、畳間の定番家具となった」とした。

天童木工の「座イス S―5046」

今回はデザインや商品、建築物、各種取り組みなど計4495件から、計958社延べ1403件が受賞し、11月1~5日、東京の東京ミッドタウンで開かれる「グッドデザインエキシビション」で紹介される。グッドデザイン大賞は11月1日に発表される。

(2017年10月5日付朝刊 山形新聞掲載)


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