銘酒「仙櫻」「酒米ここ数年で最高」 香りよく飲み口なめらか 明延鉱山で熟成 養父で販売開始

販売が始まった仙櫻=養父市大屋町明延

販売が始まった仙櫻=養父市大屋町明延

養父市大屋町産の酒米と湧き水を使って仕込み、明延鉱山(同市大屋町明延)の坑道内の蔵で半年間にわたって熟成させた純米吟醸酒「仙櫻(せんさくら)」の販売が2日、始まった。同市内でのみ販売し、年内に売り切れることもある〝幻の酒〟で、今年も香りよく仕上がったという。
市商工観光課によると、良質の米が育つとされる蛇紋岩地帯で有機栽培した兵庫北錦と氷ノ山の湧き水で醸造した。明延鉱山の坑道など地域資源を生かそうと、旧大屋町と山陽盃酒造(宍粟市)が協力し、1997年から毎年、生産している。
2日には坑道内にある「明寿蔵」で、関係者が記念式典を開いた。同酒造は「酒米は収量が多く、質もここ数年では最高だった。酒のレベルも高くなり、熟成したことでなめらかな飲み口になった」と報告した。
今年は、昨年の約1・5倍にあたる約3千リットル分を販売予定。1800ミリリットル入り3700円(税込み)、720ミリリットル入り2300円(同)。同市大屋町内の酒店のほか「あゆ公園」と道の駅ようか「但馬蔵」で購入できる。養父市商工観光課TEL079・664・0289

(2016年11月3日付 神戸新聞掲載)


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