神戸から憧れの田舎暮らしへ 豊岡にIターンし起業 築140年の古民家改装し

神戸市から移住し衣料印刷工房を起業した笹山一平さん=豊岡市目坂

神戸市から移住し衣料印刷工房を起業した笹山一平さん=豊岡市目坂

神戸市東灘区から豊岡市目坂に移住した笹山一平さん(43)が、古民家を改装した自宅の離れに、衣料印刷工房「FLATWORKS(フラットワークス)」をオープンした。工房の仕事に合わせ、プリント加工のワークショップなども検討中で、「豊岡を盛り上げる場所にできれば」と夢を膨らませている。

笹山さんは神戸市内の会社で衣料のプリント加工などを手掛けていた。田舎暮らしに長年憧れがあり、昨年夏、かねて購入を検討していた古民家のある豊岡を訪問。「広がる空と緑に一目ぼれした」といい、11月に妻の智加子さん(43)と引っ越した。
自宅は築約140年で、パソコンや衣料にプリントを施す道具が並ぶ離れの工房は農機具置き場を改装した。2階の和室はワークショップなどに活用するという。屋号の「フラット」は笹山さんの名前の「平」をかけており、デザインでは目坂地区の「目」を意識して「O」の字の中に線を描いている。
「将来的には地域でイベントなども手掛けたい」という笹山さん。移住前の人脈などを生かし、但馬と阪神地域との交流も促進させたいと語る。
移住から2カ月余り。この地での永住も決めており、笹山さんは「歓迎会を開いてもらったり、畑の野菜をいただいたりした。今後は仕事などを通じて地域に何か貢献していきたい」と笑顔で話した。

(2017年1月25日付 神戸新聞掲載)

 


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