越後上布の雪さらし(新潟県)
小千谷薪能(新潟県)
片野尾の棚田(新潟県佐渡市)
高柳町荻ノ島(新潟県柏崎市)
妙高高原 艸原祭(新潟県)
 

移住の相談窓口一本化 佐渡  UIターンサポートセンター開設

佐渡島への移住希望者を支援するため、佐渡市は、4月から市地域振興課内に「佐渡UIターンサポートセンター」を開設した。移住コーディネーターに、地域おこし協力隊の熊野礼美さん(36)=兵庫県出身=が就任。熊野さんが住まいや仕事、暮らしなど移住に関わる総合的な相談を受け付ける。

相談窓口では移住に関わる全般的な相談に乗るほか、ハローワークなど関係機関や庁内の関係部署との連絡調整なども行う。市地域振興課は「個別対応していた窓口を一本化することで、相談しやすくなる。移住経験者が相談に乗るので、細かい要望にも応えられる」とする。

2014年11月に地域おこし協力隊になった熊野さんは、島内の空き家対策や移住者支援などに取り組んできた実績などを評価され、就任が決まった。

熊野さんは「移住に理想を抱く人も多いが、なるべく現実に沿ったアドバイスをするようにしている。移住してから現実は違ったとなると住み続けられないから」と語る。

ほぼ毎日数件の相談が島内外から電話などで寄せられる。移住希望者は暮らしに重きを置いている人が多いという。住まいを探す際に、退職者で古民家暮らしを希望する人は多いが、「いろりがあって、というような理想的な古民家はなかなかない」。熊野さんによると、島内には廃屋を含めた約3300軒の空き家があるが、活用できるのは約2600軒。そのうち市に登録しているのは家主の事情などもあり40軒ほどにとどまる。

山登りが趣味で、佐渡の山の美しさに魅了され、夫と二人で移住してきた。地域おこし協力隊の任期終了後も住み続け、移住者支援に関わっていくつもりだ。「自然豊かで、人の温かい佐渡が心地いい。人口減少が進む中で、老後の茶飲み友達を増やすためにも仲間をつくりたい」と笑った。

(2017年5月24日付 新潟日報朝刊掲載)


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