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浜田/棚田の里で田舎体験を/都川の村武さん/山菜採りやモロコ釣り/ツーリズム受け入れ

「日本の棚田百選」に選定されている「都川の棚田」がある浜田市旭町都川地区で、村武正行さん(73)と千代子さん(73)夫妻=浜田市旭町坂本=が今春、田舎ツーリズムの受け入れを始めた。築180年を超える自宅の古民家を拠点に、山菜採りや養殖ホンモロコの釣りなど体験プログラムを用意。石垣棚田の景観とも相まって里山の魅力を発信する。

「日本の棚田百選」に選定されている「都川の棚田」がある地区内で、田舎ツーリズムの受け入れに意欲を示す村武正行さん(右)と千代子さん

プログラムでは、村武さん方周辺の山林に豊富に育つタラの芽やゼンマイなどの山菜を採ったり、所有する休耕田や池で養殖している淡水魚・ホンモロコを釣ったりすることができる。特色のある食材を新鮮なうちにその場で味わえるよう、古民家内の台所を調理自由にするなど趣向を凝らした。

村武さん方は江戸時代、たたら製鉄業を営み、受け継いできた木造平屋の貴重な古民家を活用し、2012年から自宅を「縁側喫茶」として開放し、お茶や料理でもてなしてきた。活動を続けるうちに、「室内だけでなく、豊かな自然に自由に触れてほしい」との思いが募り、田舎体験の受け入れを発案。完全予約制で5人以上の団体客を対象とすることにした。

縁側喫茶では、独自の景観や心づくしのもてなしが県内外からの観光客に好評で、毎年5、10月には市広島PRセンターを通じて50~70人を受け入れた。人気が高かった千代子さん特製のぜんざいは、変わらず提供する。

口コミで企画が伝わり、5月中旬以降、既に予約が入っているという。正行さんは「棚田をはじめ、美しい山や川、澄んだ空気を満喫し、田舎体験を存分に楽しんでほしい」と話す。

利用料金は1人500円で、開業時間は午前9時~午後4時。11月まで開館する。問い合わせは村武さん、電話0855(47)0517。
(山陰中央新報 5月16日付)


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