シェアハウスで移住促進/空き家改修/新入社員ら2人入居/八頭に完成

八頭町塩上に空き家を改修したシェアハウス(共同住宅)が完成した。移住者受け入れのため、空き家の活用に取り組む地元の一般社団法人「ワノクニ」(平賀謙太代表理事)が、県と町の財政支援や防災設備の要件緩和を受けて整備した。3人分の個室があり、今月末に同町橋本の養鶏場「大江ノ郷自然牧場」の新入社員ら2人が入居する。

改修を終えたシェアハウスの前で鏡開きをして祝う関係者

ワノクニは昨年1月に発足。町内の雇用や移住の促進に一役買おうと、貸し出し可能な空き家を見つけて家主の代わりに手入れし、貸し出す事業を展開する。

完成したシェアハウス「TeSIO(てしお)」は木造2階建てで延べ床面積約182平方メートル。8畳の個室が三つあるほか、インターンなど短期滞在者向けに4畳半の1部屋、共用スペースやキッチンなどを設けた。県と町から交付を受ける活動資金などを使い、500万円かけて改修した。

県は空き家活用を促すためシェアハウスに転用する際に法律で義務づける防災設備の設置を不要とする独自基準を今回の物件に適用し、改修費を抑えた。大江ノ郷自然牧場が借り、倉吉市出身の社員や県外出身の新入社員が入居を予定する。

15日、現地で完成式があり、平井伸治知事や、同牧場を運営するひよこカンパニーの小原利一郎社長(52)らが鏡開きをして祝った。ワノクニの平賀代表理事(31)は「若い人たちに住んでもらい、地域の人たちと交流して地域を元気にしてほしい」と話した。

 
(山陰中央新報 5月16日付)


鳥取スタイル 18年「山の日」全国大会/大山での開催内定/地元自治体/1300年祭の中核に 鳥取スタイル 全国広報コン「鳥取市ワーホリ」1席移住体験動画